松本組会社案内
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MATSUMOTOGUMI CO.,LTD トンネル延長 L=781.00m i Engneering Works 工事実績/土木工事] 新中山トンネル工事では、BIM/CIM、ICT技術を多く採用し、建設DXを促進させ建設現場における業務プロセスの効率化や生産性の向上、省人化・省力化による人手不足の解消や作業員の安全確保、担い手となる若い世代への技術継承などを図っております。 BIM/CIM活用:3Dモデルによる設計照査と施工計画 設計照査・施工計画に3Dモデルを活用する事は、二次元の図面では表現が困難だった細部の形状や施工の難所が明確に分かり易く可視化する事が可能となりました。また、作業計画書や安全教育などに活用する事で、作業内容のイメージを分かり易く説明することが出来て、安全管理の理解度の向上が図れるなど作業員の目的意識が明確になり現場の見える化に繋がります。 トンネル総合管理システムは、計測や切羽観察などのデータのみならず3Dレーザースキャナーで計測した点群データの自動取込機能を持っており、CIMデータへの属性付与等の現場業務の効率化や生産性の向上に繋がるとともに、施工データが一元化され管理される事によりトンネル供用後の維持管理の面で活用する事が期待できるシステムです。3Dトンネル出来形管理システムは、計測したデータと設計内空断面から覆工厚が自動的に算出される事により、設計値以上の厚さが確保されているかの判定が容易に出来るとともに、セントルセット後に行う打設窓からの巻立て空間の測定をしなくて、事前にコンクリート体積を把握する事が出来るシステムです。このようなシステムを活用する事で、従来の測定方法に比べて時間を掛けず細部まで正確な計測を行うことが出来て、現場業務の効率化が図られ現場職員の負担軽減に繋がりました。 発 注 函館開発建設部 概 要 工事延長 L=1,100.00m 21 一般国道227号 厚沢部町外 新中山トンネル工事 BIM/CIM・ICT技術を活用したトンネル施工サイクル・・・建設DXを促進 BIM/CIM活用:トンネルCIM総合管理システムによる情報の一元化 ▲AGF鋼管とロックボルトの干渉部照査 ▲インバート鉄筋と横断排水管の干渉部照査 ▲トンネルCIM総合管理システム ▲3Dトンネル出来形管理システム ▲インバート桟橋を使用した施工計画 ▲貫通点側の坑口部AGF施工計画

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