工事現場全域にWi-Fi 環境を構築する事により、坑内の温度や粉塵濃度等を数値化した情報や、切羽・坑外ヤード・土砂仮置場のリアルタイム映像を共有する事で、現場事務所や安全掲示板に設置されたデジタルサイネージおよびスマートフォン等の情報端末で閲覧出来るので、現場の見える化を図っています。またトンネル坑内がWi-Fi 環境であることで、トンネル坑内でも遠隔臨場による確認が可能となり、段階確認や監督員立会などの効率化が図れるとともに、いち早く情報を共有するツールとして効果があります。 ] ICT技術活用:トンネル特有の品質管理のICT化 トンネル特有の品質管理は、管理の頻度が多く試験器具も重たい物もあり非常に重労働であったが、これらの試験器具を使用する事で、従来と違い一人作業が可能となりデータ整理も短時間で行えることから、作業の負担軽減と業務の効率化を図る事が出来て、生産性の向上にも繋がります。 ICT技術活用:工事現場全域のWi-Fi環境による現場の見える化 22 ▲smartジャッキシステムによるロックボルト引抜試験 ▲Qcsmartによる防水シート加圧試験 ▲Wi-Fi環境構築図 ▲遠隔臨場による切羽確認 ◀安全掲示板に デジタルサイネージ を設置 見学会・視察等で デジタルサイネージ を活用▼
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